date: 8/31 04:17
手の男はいきなりデズモンドにパンチ。そして「失礼しました」と修道士に詫びて去っていった。
その後のシーンで、パンチ男はデズモンドの元恋人の兄だと明かされた。元恋人っていうのはペニーよりも前の別人だ。彼は6年間付き合った恋人のルースという女性と結婚する予定だったのが、ウェディングの1週間前に失踪し、一方的に婚約を破棄したという前科があるのだと明かされた。妹のフィアンセが理由もいわずに結婚式に現れず、彼は修道士になっていたという顛末を知ったパンチ男がパンチしたくなるのも当然であるといえよう。
デズモンドはその後、元恋人を訪ねて「急に気が変わったきもち」を説明するんだが、相手から「女の子をフッて修道士になる男ってサイアク」というお言葉を頂戴した。
デズモンドは傷心し、修道院でワインをグビグビ呑んだ。それを見た世話役修道士は彼をクビにした。このワインは年間108本しか生産されない貴重なチャリティ目的のワインなのだ。クビになったデズモンドはズタボロであり「私はどうすりゃいい?」と尋ねる。「成りゆきに任せなさい」というお言葉を頂戴した。
クビになったデズモンドは修道院を去る。そのとき「行く前にちょびっとだけ力仕事をタノム」といわれてオッケーした。寄付者がチャリティワインを受け取りにきたのだ。そこにいったらペニーがいた。ふたりはお互いの目を見た瞬間、ビビッとvibeした。鮮烈な出会いだった。
感想
今週の名台詞↓
"Do you need me to make you a mix tape?"
これはソイヤーがケイトに「sexしよーじゃん」と誘ってフラレたときにいった台詞です。このときはフラレるんだけど、その後、ケイトがとつぜん押しかけてきて、ふたりはブチューとなります。でもケイトがそうなった理由は、じつは、ジャックとジュリエットがいいかんじなのを見て傷心した、ソイヤーは傷心を癒すために使われた(コールガールのきもち)ということをピンポンのシーンで彼は知るのです。ソイヤーは怒ることもなく、バーナードの荷物からかっぱらったフィル・コリンズのテープをケイトにプレゼントしました。なんかイイですね。メモメモってかんじです。
ところで、デズモンドのフラッシュバックで、最後に彼がクビになって出ていくシーン、世話役の修道士に挨拶に行くシーンで、ナニゲに机の上にあった写真に謎の宝石店女店主(3-08)が映ってました。アレとつながってるのか。あの世話役修道士はどこかで見た気もする。どっかで出てきましたけか?
ジョウさんのエピガイで知ったのだけれど、ハーリィが "Flash" という言葉を口にした瞬間、画面にピカリと光が入ります。いわれて気づきました。なんだろう。
ところで今週のメインのデズモンドですが、ルースという女性が怒った台詞は、言い回しはちがうけれどもかつて(時系列的にはここから未来の話)ペニーが別れるときにいった台詞とカブッて聞こえました。意味的に同じことをいってるような気がします。デズモンドって、自己破壊衝動がありますよね。物事が安定していると不安になるというか、それを無性に壊したいみたいな。わかる気がします。そういう文学的な人生を歩んでいるひとは必ず不幸になります。はたからみてるぶんにはおもしろいわけで、そうい
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