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わけでジュリエットの信用は少しだけ高まったというか、彼女はそこにいてもいいということになった。ジャックは気を遣って「みんないいひとたちだからいつかは彼らの疑問に答えてやってくれよな」と話した。ジュリエットは「どうしてあなたは私にアレコレ質問しないのか?」と聞いた。ジャックは「潜水艦が爆発したときの君の目を見てわかった。君は本当に島から出たいと思っている。ぼくといっしょだと思った」と答えた。
このエピソードのラストシーンでは、これがベンによる仕組まれたワナだったと明かされる。ベンとジュリエットが綿密に打ち合わせをしていて、ジュリエットたちがビーチに着く頃、クレアが発病するように仕掛けたこと(そのために彼女にインプラントを注射しておいたということらしい)。イーサンが遺したという血清を所定の場所に置いたこと等が明かされた。妊婦たちがバタバタ死んでいるというのは事実らしいが、その他はつくり話で、ジュリエットはベンが送り込んだスパイなのであった。最後にはベンはガスマスクをジュリエットに渡し「1週間後に」と言い残して消えた。
【今週のフラッシュバックはジュリエット編】
妹レイチェルを神のミワザの如くに妊娠させたジュリエット・バークはダーマ財団と契約。妹と涙のお別れをし、トランキライザーで眠らされ、潜水艦に乗せられて島にきてベンに迎えられた。「レイチェルの出産までには帰れる」はずだったのだが、その後、彼女は島から出られなくなる。
彼女はスーパースターのように医師団に迎えられるが、研究は失敗し、妊婦は死んだ。自信をなくした彼女は家に帰りたいという。ベンは「レイチェルはもうすぐ死ぬだろう」と爆弾発言。レントゲン写真その他の診療記録を出し「じつはガンが再発してたのだ」と明かした。ギョギョギョのジュリエットにベンは「ダーマの先端技術はガンを治せる。ここにとどまって研究を続けてくれたらレイチェルを必ず治す」と交換条件を出した(ウソくさい)。さらに「ジェイコブ様自ら責任を持つといっておられるゾ」「島の女性たちが君を必要としている」「君がここに残ればレイチェルは助かる。ゆびきりげんまん」とつけ加えた。動揺するジュリエットだが、結局同意した。
島にきてから3年が経過した。ジュリエットはグッドウィンとつきあっている。ある日彼女はベンの背中に腫瘍があることを知り、怒りの人となった。「ダーマはガンを治療できる。この島ではだれもガンにならない」と聞かされていたからだ。ベンに突撃し「あなたの背中には腫瘍がある」と教えてやり、チビるベンに「レイチェルを治したなんてウソでしょ!」と噛みついた。ベンは「それはうそじゃない」と答えた。ジュリエットは「家に帰りたい」と泣いた。それはだめといわれた。
翌日、読書会の最中に大きな音が聞こえて飛行機墜落事故を目撃する。イーサンとグッドウィンがベンに呼ばれてスパイしろと命令された。ここから先はシーズン3の第1話(3-01 :: A Tale of Two Cities)の冒頭シーンにつながっていく。この最初のシーンでジュリエットが初登場するんだけど、そこで彼女がものすごく悲しそうな顔をしてたのはそういうワケだったかとやっと私たちはわかる仕組みである。
本エピソードでは1話では触れられなかったシーンがあって、イーサンたちが大急ぎで去った後、ベンはジュリエットをミハイルの家に誘う。ミハイルというのは、シーズン3の11話(3-11 :: Enter 77
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