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Lost。シーズン2の24話。やっとシーズンフィナーレ!
Lostのシーズン2の最終回の後半。いってみよう!
前回リターンしたデスモンドは、ロックと大の仲良しです。デスモンドはハッチの謎を解くキーパーソンとしてずいぶん前にとつぜん出てきたと思ったらフラリと姿を消し前回また出てきた。
ロックってこういう「過去のある人」と波長が合うようです。だから優等生タイプのジャックとはウマが合いません。スネに傷を持つ男同士っていうんですか。ロックは有楽町のガード下が似合う男です。
デスモンドの、気の毒でダイナミックな人生が潮風に乗って運ばれてくる回想シーンを織り交ぜつつ、2人でボタンの謎に迫ります。
もしこのボタンを押さなかったらどうなるんだ?
当然の疑問であります。人生を体現しているといえなくもない。このままフラリと蒸発してしまったらと考えるサラリーマン。このままハンドルを切らなかったらと考える高速道路のタクシー運転手。人生の一瞬の闇ですか。
一方、ジャック、ソイヤー、ケイト組はアザーズと対決か?!サイードの後方支援が心強いぞ。いつになく適材適所なパーティを組んでレッツLost!なシーズンフィナーレ。
なんて調子良く書いてますが、相変わらずきぶんはLostで、ムニュー感のある終わり方でした。はぁ、実際の話、あの島に閉じ込められてるのは視聴者の方ではないですか。ルービックキューブを渡されたチンパンジーってきっとこういうきぶんなんだと思う。「キッ、キー!」。ひとつ物事が進展する度に新しい別の謎が出てくるから視聴者はいつまでたってもバナナをもらえません。addiction ...
これはSF?
JJといえば今週シーズンフィナーレしたエイリアス/Alias のクリエイターでもありますが、アッチの方もスパイアクションでありながら中世イタリアの予言者の謎に迫るSF要素が鍵になっていました。
なんだか、Lostもそんなかんじになってきた。原則として、ドラマでも映画でも小説でも、おもしろいものっていうのはジャンルにとらわれないものです。だから、これもおもしろいのかぁ ... なんかすっきりしない。
先週手に入れたボートに乗って、サイード、ジン、サンの3人は海を走っていくのですが、あのシーンなんてなんだか「生存者たち」ってかんじがしない。着てるものがきれいだし、顔色良いし。非日常のありえなさ感を演出するためにわざとキレイなカッコさせてんのかなと思ったりしました。
あとから思い出せるようにいくつかのシーンの画像を載せときます。ネタバレ画像もあるのでこれからご覧になる方はクリックしない方がよいかもです。
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