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ヒーローズ/Heroes。超能力ものSFの新ドラマシリーズです。
インドのマドラスでモヒンダーという名前の若い教授が講義を行っている。人間の潜在能力、秘められたサイキック能力について学生相手に熱く語っていたらば、彼の父がニューヨークで死んだと聞かされる。
彼の父は人間の秘められた特殊な能力に関することをディープに研究してて、それに没頭するあまりに家族も名声も捨てて出て行っちゃった人らしくて、息子のモヒンダーは父の影響からそういう分野に興味を持つようになったらしい。んで、父はNYでタクシードライバーをしながらその独自調査をしてたらしい。
モヒンダーは父とは2日前に電話で話したばかりで、そのとき彼は「誰かに研究を狙われている」と怯えていた。モヒンダーはNYに行く。そして父と同じタクシードライバーをしつつ、父の軌跡を追うことにした。
ニューヨーク。若い看護士のピーターは自分が空を飛べるかもしれないと考えていた。彼の兄は実務的なタイプの政治家で、夢見がちな弟を信じないけれど、ピーターは次第にその考えに取り憑かれていく。そしてついにビルの屋上からジャンプ!
ニューヨーク。ヤク中の画家のアイザックは自分の描いた絵が未来を予知してるんじゃないかってことに気づく。それはものすごく気味の悪いことで、彼は自分のカラダがどうなっちゃったんだかわけがわかんなくて、暴れたり恋人を怒鳴りつけたりしている。
東京。サラリーマンのヒロは「ヤッター」が口癖の、スタートレックやX-Menが大好きなSFオタクだが、彼は自分が時空を歪めることができるんじゃないかってことに気がつく。そのパワーを利用してテレポーテーションをやってみたい。同僚にはバカにされてるけど、彼はそれを本当にできると信じている。
ラスベガス。ニキはポルノサイトのストリッパーをしながら息子を育てているが、酷い財政難に見舞われている。息子の学校の授業料は滞納、家にはヤクザな借金取りが押し寄せてくる。そんな彼女は変なビジョンに悩まされている。鏡に映った自分が二ターリとするのをしょっちゅう見るのだ。どうやら鏡の中の自分はスゴい能力を持ってるらしいってことに気づく。まず借金取りが血祭りに上げられた。
テキサスの田舎町。高校生チアリーダーのクレアは強力な自然治癒能力がある自分に悩んでいる。高いところから地面に激突しても彼女は死なない。脱臼した肩を自分でハメ直し、肌を突き破ってでてきた肋骨を元に戻せばすぐに直ってしまうし、火の中に飛び込んでもヤケドをしない。彼女はこれを家族に言えなくて悩んでいる。
※感想
ていうかんじにプロローグな第1話であった。この先彼らが運命的な出会いをして(というかこのうちの何人かは既に出会っているわけだけど)、彼らは自分たちが持ってる能力を正しく開花させ、それをさらに洗練させ、タイトル通りに「ヒーローズ」になっていく物語らしい。
現在5名だが、この先もう少し増えるらしいのでゴレンジャーより多いですね。男性は夢見がちな看護士に、ヤク中のアーティストに、オタクサラリーマン、女性はお色気ストリッパー(金銭トラブルつき)に、田舎町のハイスクールチアリーダーという設定がなんだかおもしろい。チアリーダーって普段着もアレなのか〜。要するに「ちょっと壊れちゃってる」とまではいかないけど「ちょっとはみ出し気味の」キャラたちという意図なんだろうか。
物語の中軸の役割を果たすであろうインテリインド人のモヒンダーは父の謎を追うというよりも、追われる身になりそうな気配だ。彼はきっと謎を追ってるつもりが、見えない敵に追われたりするんだろうかってかんじがする。まだわからないけど。
幸か不幸かサイキック能力
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