date: 9/15 04:16
ブレイド: ザ・シリーズ/Blade: The Series。シーズン1の第12話はシーズンフィナーレ。
ブレイドとシェンの隠れ家をチェイスが急襲。なぜここが知れたのか。この不意打ちはよいタイミングだった。ブレイドは圧倒的にヤラレまくりで、シェンが連れ去られた。ブレイドは爆風を受けてガレキに埋もれている。チェイスは彼が死んだと思っている。
ヴァンスカイバーはクリスタを使ってシェンを拷問する。ブレイドが集めた情報を聞き出したいらしい。
ツメを剥がされたりするが口を割らずに自力で脱出。彼はタフだ。ガレキの中から生還したブレイドと合流する。シェンが拷問を受けている間にブレイドはヴァンスカイバーの次のターゲットに関する情報を集めていた。
ヴァンパイア組織の頂点に立つ長老たち、ピュアブラッドたちがトロントに集合していて、ヴァンスカイバーは彼らを一網打尽に毒殺しようとしている。
彼が長年費やして完成させた夢のワクチン「オーロラ」(並のヴァンパイアがディウォーカーになれるもの)をピュアブラッドたちに献上し、忠誠心があるようなフリをして彼らをトロントに招いたのだった。
この計画を知ったブレイドとシェンが現場に乗り込む。ブレイドとヴァンスカイバーの因縁の対決に加えて、凶悪なピュアブラッドたちがキバを剥く。チェイスとクリスタの闘いもあるよ。お約束のアクション満載のシーズンフィナーレ。トロントに住んでるひとは家のカギをかけるのをお忘れなく。
※感想
シーズン1終了。シーズン通しての感想を述べよう。映画「ブレイド」が「ウェズリーワンマンショー」だったのに比べると、はっきりいって、テレビのブレイドはあそこまでの「カリスマ性/ツキヌケ感」はない。なんていうか、映画のブレイドは並のヴァンパイアを遥かに凌駕していて「やっぱディウォーカーってすごいんだー」ってかんじだったでしょう?でもテレビのブレイドはしょっちゅう苦戦するし、ヤラレることも多い。強いことは強いけど、ウェズリー並みには強くないってことだ。だから並みいるモンスターをまとめて串刺しにしてブッ飛ばしちゃうような爽快感はないかも。
その代わりといってはナンだが、テレビのブレイドは脇役陣がいいよ。特に私が気に入ってるのがチェイスだ。
彼女は悪役なんだけど、すごく雰囲気がある。sexyでかっこよくて、チェイスならカミカミされてもいいぞと思うくらいだ。あとブレイドの相棒のシェンも好きだ。彼は勇気があって自力で切り抜ける能力がある。だからブレイドの相棒になれるんだと思う。
シーズン2は来年だろうか。また観ると思う。限りなく凶悪で冷血でサイコな悪役の登場を願っている。
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1-12 :: Conclave
aired date:09/13/2006
Writer: Dan Truly, David S. Goyer, Geoff Johns
Director: Alex Chapple