date: 2/01 21:46
24 season 5、episode 6まできましたね!ふぅ。
私は感銘を受けました。そしてスゲーと思いました。コイツです →
このローガン大統領のアホぶり&無能さはseason5においてもますます健在です。現大統領Bushがアレなので、ますますリアル。24に限らずドラマがヒットする要因は主人公のキャラクターが魅力的であることに尽きるのですが、不肖、私、思うに、その表現に大きく貢献するのが個性ある脇役陣なんだよなぁと思います。
「信じられないほどに極悪なサイコパス」をやっつける人はすごく正義の人に見えてくるし、「ものすごくエロくて小悪魔なおねぇちゃん」にダマされる人はすごく哀れに見えてきます。そんな意味でどんなドラマでも脇役ってとても大事ですよね。
悪くてえらい人。これはよくある。もうだめつまらない。
無能に見えるけど実は有能なえらい人。これもよくあります。「貧乏旗本の三男坊で徳田新之助さ♪」とかいってて、じつは徳川吉宗であるというヤツですね。悪人が驚いてひれふすシーンはカタルシスです。カタルシスではありますが、既に様式美と化しているので独創性は皆無です。予定調和であります。
んで、24の大脇役ははどうかといえば「無能なえらい人」なのです。ローガンは政治家としてトップでありながら、徹頭徹尾無能です。決して悪人ではありません。チョコマカとウソをいったりすることはあるようですが、お金を不正に儲けるとかテロリストと手を組むなんてことはしてませんし、たぶんこれからもしないでしょう。釣りバカ日誌の社長のようなキュートさもなくただひたすらに無能です。国家の安全保障に関わる重大な判断を下すときのあの顔、ポカンと口を開けたあの顔はじつに名演技ですね。うちの犬でももうちょっとかしこそうな顔しますもん。
彼が無能であればあるほど「ジャックがいないとダメ!」というムードが高まってきます。もういっぺんいいますけどね、ポカンと口を開けたあの顔はほんとにいい演技してると思いますよ。
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