モスクワ。

核施設みたいなところでブレイドがヴァンパイアを追いつめる。必要な情報を聞き出し処刑。

デトロイト。

ヴァンパイアの親玉、ヴァンスカイバーが仲間と共に若者ザックを処刑する。彼の姉クリスタは警察があてにならないことを知り弟の死について独自調査を開始。彼女はヴァンパイアの存在を知る。一方、ブレイドは大富豪の仮面を被ったヴァンスカイバーがデトロイトにいることを知り、彼を追う。ここでブレイドとクリスタがバッタリ。ヒーローとヒロインが一丁アガリ。ヴァンスカイバーが主宰するギャラリーのパーティに乗り込んで吸血鬼どもをやっつけろーと思ったらピンチ〜。というパイロットでした。

感想。長くて疲れました。90分。ふぅ。どういう路線でくるのだろうと楽しみでした。「ブレイドといえばウェズリー・スナイプス」という完成イメージがあるんで、それをいったいどうするんだろうという点に注目しました。パイロットを見る限りでは、主演のカーク・スティッキー・ジョーンズは変に独自色を出すことをやめて素直に映画の路線に習ったようです。

ファッションや武器（背中のカタナ）も同じだし、喋り方までそっくりだ。ウェズリーのブレイドは、トラックを寸分たがわぬ正確さで周回するスピードスケーターのような緻密な動きでテキをやっつける優美なアクションが魅力でしたが、あそこまでわざとらしくなくて、ところどころでコケたりするんでそこがちょっとかわいい。というわけでブレイド役はオッケーでしたが、悪い方がちょっと凄みが足りないかも。もっともっと怖くなって「限りなく冷血な吸血鬼」という盛り上がりを期待しつつ、これから毎週見ようと思いました。楽しみです。それにしても90分は疲れました。45分でちょうどいいです（笑）。

ブレイド: ザ・シリーズ／Blade: The Series はiTuneで見ることができます。興味のある方はどうぞ。映画「ブレイド」のファンの方なら楽しめると思います。

また来週！

キャスト紹介のページもつくりました。興味のある方はそちらもどうぞ↓

キャスト紹介

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1-01: Pilot
aired date: 06/28/2006
Writer: David S. Goyer, Geoff Johns
Director: Peter O'Fallon