TOP » SF » バトルスター・ギャラクティカ/Battlestar Galactica

バトルスター・ギャラクティカ/Battlestar Galactica :: 3-01 :: Occupation :: ネタバレ

transバトルスター・ギャラクティカ。シーズン3のはじまりはじまり。このエントリはネタバレを含みます。
view: 9810

SPOILER!!!
ネタバレ強です!!!
---------------------------

(サイロン征服より134日目のカプリカシティ)

タイはサイロンの収容所に拘束されている。拷問によって片目を失い、かなり弱っているようす。妻のエレンはブラザー・キャヴィルと取引し、sexと引き換えに夫を解放させた。その後タイはレジスタンス活動をしているチロルやアンダースと合流。彼らはいつかギャラクティカがレスキューに来てくれると信じ、地下に潜って破壊工作を継続中。

スターバックも拘束されているが、一般囚人とは異なる扱いを受けている。リオベン・コノイは彼女に「愛している」と言わせたいらしい。部屋はモダンなアパートのつくりになっていて食事も豪華であるが幽閉の身である。スターバックは何度も相手を殺害しているが、リオベン・コノイはその度に自分のデータをダウンロードして再成し、再び彼女に同じことを強要するということが何度も繰り返されている。このままではスターバックは狂ってしまうだろう。

ローラ・ロズリンは占領地でアシスタントと共に情報収集し、際どくチロルたちと絡んでいる。彼女もまたギャラクティカが来てくれることを信じている。サイロンはNCP(New Caprica Police)の編成を急ピッチで進めており、人類から志願者を募って警察組織を作ろうとしている。人間がサイロンに奉仕し、ダーティワークを引き受けるという屈辱に彼女は静かに怒っている。

バルターは表向きは大統領の体裁を保っているが、サイロン占領軍の傀儡政権であることは周知で、彼はナンバー6の飼い猫みたいなものか。ヒューマノイドサイロンたちは彼の前で今後の方針を話している。彼らの意見は微妙に割れていて「緩やかに人間と共存していこう」みたいな意見もあれば「見せしめにバルターを処刑してしまえ」というやつもいる。だがサイロンがサイロンであることに変わりはない。

チロルはキャリーと赤ちゃんを残してテントを出る。キャリーは心配そうだ。彼はタイやアンダースと密会し、NCPのセレモニーを次の攻撃目標にする打ち合わせをする。チロルはセレモニーに関する極秘資料を持っているが、その出所を彼は知らない。万が一拘束されたときにイモヅル式に捕えられることを恐れての情報隠蔽があると思われる。

ダックが自爆攻撃を行うという案が出るが、チロルは「いくらなんでもそれはヤバいんでは」と異議を唱える。だがタイは「戦争に犠牲はつきもの」といつもの調子。セレモニーにはあのバルターもくるんじゃないかと聞いたタイは、怒りに震えてあのバカヤロウは絶対に許さんという。

チロルはタイに無線機を見せる。毎日、ラプター向けに信号を発信しているが、サイロンの発するJAMによって未だコンタクトがとれないという。彼はあきらめていないが、アンダースは「ラプターはいないし、ギャラクティカは助けにこないだろう」とあきらめ口調だ。アンダースは妻スターバックの安否がわからず怒っている。

ギャラクティカ、ペガサスは遠い宇宙にいて、アダマ艦長は人類救出の準備を整えていた。兵士のトレーニングを行い、作戦を練っている。ところが息子でペガサス艦長のアポロは完全に脱力している。かつて精悍なパイロットだったアポロの変わり果てた姿、そのブヨブヨ体型に私もあなたもも言葉を失う。アダマは息子を完全にダメダメだと思っていて、妻のデュアラも冷たい視線。なんで彼はこうなっちゃったのだろう。アダマはサイロンの囚人であるシャロンと急接近している。彼女が少しづつアダマの信用を得ているようだ。

アダマが彼女を部屋に呼んで話し込むシーンがある。彼は「息子はもうだめだ」と窮状を話す。シャロンは「ニューカプリカを離れたことに罪悪感を感じているか」と問い、さらに自分のかつての大きな過ちを悔いて "The only way to move forward was to forgive myself.(前進するには自分を許すしかなかった)" と自分が思ったことを話す。

サイロン中枢にいると思われる情報提供者からさらに貴重な極秘資料、サイロンが発している通信妨害周波数の資料がチロルに届けられた。チロルはさっそく通信を再トライ。そしてついにラプターと地上がリンク確立。"Have hope. We're coming for you." のメッセージを受信した。ヒャッホー。アダマにも伝えられた。"It's gonna be okay." じわーん。

ダックは覚悟を決めた。腹に爆弾を巻いてNCPのセレモニーに行く。セレモニー直前、バルターはセレモニーには出ないという。これを聞いたゲータは走る。彼はいまバルターの世話係をやっているんだが、彼が内通者だったと私たちはわかる。彼は決められた手順で「バルターこない」のメッセージを残すが、ギリギリなのでチロルの手に渡るか微妙。

その頃、チロルは「ギャラクティカがきてくれるんならこの自爆はやめよう」とタイに進言中。彼は「バルターがそこにいる限り作戦変更はしない」とキッパリ。結局、ゲータの情報はチロルには届かなかった。ゲータの残したメッセージを誰かが盗み見るシーンがあるが、だれかわからない(タイか?ジャマー?んー、だれだろう)。セレモニーが始まる。そこにはサイロンもいるが、NCPに志願した人間たちもいる。ジャマーもいた。ダック、構わず自爆。

2話に続く。

にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ

  • Title: 3-01 :: Occupation
  • First Aired: 2006-10-06

Writer:

Director:

Star:

Recurring Role:

Thanks to: imdb.com, tv.com

キント (2006.10.10 23:04)

tinkerさん、コメントありがとございました。

Webisodeのストーリーにも絡みますが、ダックってやっぱり真相を知らないまま自爆しちゃったんですよね。レジスタンス・・・というかタイにうまく利用されて、夫婦とも死亡なんて酷すぎる。
そして、最後の式場にはジャマーもいましたよね。第2話で普通に生きてるので、見間違いかと思いました。と言う事はジャマーは自覚してないサイロン?

tinker (2006.10.11 04:53)

キントさん、こんちわ。タイってギャラクティカに乗ってた頃はアダマがそばにいてうまいこと首に鈴をつけられていたけれど、シーズン3からはもうやりたい放題ですね。彼に意見できるのはアダマしかいないもん。

私もジャマーがヒョイと出てくるのでびっくりしました。そうですねぇ。それしかないですね>ジャマー = サイロン。あの爆発だもの。来週のプレビューではバルターが「おれってサイロン???」と叫んでたし、まだまだ隠れサイロン(無自覚サイロン)がいるんですねたぶん。

TOP » SF » バトルスター・ギャラクティカ/Battlestar Galactica