24 :: 6-01 :: Day 6: 6:00 AM - 7:00 AM :: ネタバレ
SPOILER!!!
ネタバレです!!!
---------------------------
冒頭シーン。LAのバスターミナル。全米各地で引き起こされているテロのニュースに男が心配顔で見入っている。彼はバスに乗ろうとするが少し遅れたせいで乗せてもらえない。その直後、男が見送ったバスが目前で爆発。自爆テロであった。
シーズン5のラストでジャックが中国人に拉致されてから約2年後。アメリカは相次ぐテロの脅威にされされている。11週の間に各地10都市でテロ事件が勃発。犠牲者は900名以上。そして今日はLAでもバス自爆テロがあった。
大統領はウェイン・パーマー。側近のトム(いままでのマイクのポジション?)は強硬路線を主張する人物で、国内のムスリムをすべて拘束すべきだと大統領に進言していて、彼は「大統領の気が変わったときのために」独断で州兵(National Guard)を配備させるなんていうフライング気味のイケイケなので国土安全保障省(Homeland Security)のカレンと激しく対立中。
一連のテロ攻撃を指揮しているのはアサド(Hamri Al-Assad)というテロリストであるという情報を政府は掴んでいる。彼はサンアントニオの爆破テロの3日前に入国しており、この男を排除しさえすればテロ組織は分断され、攻撃は止むだろうというアナリストの分析結果がある。
という状況の中、ファイエド(Abu Fayed)という男が政府に接触してきた。彼はアサドの居場所を教える代わりに、2500万ドルとジャック・バウアーの身柄を政府に要求した。さらに政府の持つ監視システムプロトコルをすべて事前に教えろというオマケも要求した。自分たちをトラッキングされないようにするためと思われる。ウェイン大統領はテロリストとの交渉に屈するのはいやなんだが、トムに「これしかない」といわれて渋々承諾。彼は中国政府と交渉しジャック・バウアーの身柄を取り戻し、CTUに取引をやれと指示した。
ファイエドがどうしてジャックを欲しがるかというと、個人的な恨みがあるからだという。彼の弟(兄?)が1999年の在レバノンアメリカ大使館爆破事件を引き起こしたセルの1人で、当時のジャックが彼を拘束/拷問/殺害したという経緯があるのであった。
CTUは大統領の指令を受けてファイエドとの取引を行う。現在のCTUは指揮官がナディアという女性で、クロエ、ブキャナン、カーティスといったおなじみメンツの他、クロエの元夫で元NYの靴屋の店員のモリス、シーズン1からのリターンのマイロ・プレスマンがいる。
ブキャナンとカーティスが飛行場で中国人と密会。ジャックの身柄を受け取った。「2年間彼はなにもしゃべらんかった」と中国人はいった。ヒゲボーボーでヨレヨレになりつつジャックは生還。再びアメリカの土を踏んだ。2年ぶりに会ったビルとカーティスだが「よぉひさしぶり」の挨拶もナシ。
ブキャナンはジャックに現在の危機的状況を伝え「アメリカのために死んでくれ」という。ジャックは同意。着替えてヒゲを剃ったらテロリストが指示した引き渡し地点に向う。オードリィもキムもジャックが戻ったことは知らされていないという。ここで例の、先に公開されたプロモで流れたあの名台詞、"my way, my choice" を聞いた私たちはじわーんとする。
ファイエドにいわれるままにジャックとカネを渡した後、アサドの居場所をさぁ教えろという段になってクロエのいたずらが相手にバレた。彼女は最初は取引のことを知らされていなかったんだが、ナディアを問いつめてそのことを知り、彼女はジャックを見殺しにするなんてとてもできないから、ナディアに無断でモリスに手伝ってもらって勝手にどっかのプライベート衛星にアクセスし、ファイエドの居場所を探ろうとしてたのだ。
ファイエドに「だれかがこっそり探ってるだろ」といわれたナディアがクロエのいたずらを発見、すぐにやめさせた。ファイエドは「うそつきやがってコノヤロ」と電話を切った。クロエとモリスは叱られた。もうアサドの居場所は教えてもらえないかもしれない。
一方、ジャックはファイエドのアジトの拷問部屋に監禁され、刃物で刺されたり殴られたりする。ジャックは「約束通りにCTUにコールしろ」というが、彼は先延ばしにしている。そして「アサドはテロの首謀者なんかではないよアハハ」と明かす。彼は首謀者どころかその逆の立場で、平和的な外交交渉を主張し、テロ攻撃をやめさせにきたんだという。つまりファイエドにとってアサドは裏切り者であり、CTUに裏切り者を殺させてしまえというハメ手なのであった。彼はブキャナンにコールし、アサドの居場所のGPS座標値を明かした。これを受けてCTUは監視システムを直ちにロックダウン、攻撃ヘリが急襲する。アサドは政府がマークする最重要テロリストの筆頭であるからして「捕まえる」じゃなくて「殺す」べき相手なのだ。
ところは変わってどこかの住宅街。ひとりのムスリム男性がFBIにテロリストの容疑で逮捕された。息子が「父はテロリストじゃない」と叫んでいるのでじつにかわいそうだ。と思ったらこの息子がテロリストの一味であることが後になって明かされる。名前はクマー、じゃなくてアメド(Ahmed Amar)。隣人がアメドを気の毒に思って家に連れてきたが、彼はこっそりファイエドにコールする。「父が逮捕された」と告げたら「アレは無事か?」「ちゃんと隠してあるからだいじょうぶ」「おまえが運べ」なんて会話している。
という電話のさなかにジャックは野獣と化して見張りの首に噛みついて動脈を切断、脱出に成功。アジトの地下に潜伏中。ファイエドは「探せ〜!」と怒鳴っている。
※備考
クロエは元ダンナのモリスとヨリを戻した模様。仕事中にケツタッチしてイヒヒなんていうシーンがありました。まぁなんつうか、濃いカップルですネ。ギーク同士ですもん。
※感想
テロリストが兄弟の復讐のために政府に取引を要求するって、なんだかVシネマ風になってきましたねこのドラマも。
ジャックがテロリストに引き渡されて拷問イスに座らされた直後の映像で画面に「60」と出ておりました。これ心拍数???ですよね??あの状況で心拍数60を保てるってのがもう信じられない!!!まるっきり平常心じゃないですか!さすがジャックだと感服しました。
ハイ、次いってみよう!
------------------------------------------------------
title: Day 6: 6:00 AM - 7:00 AM
aired date: 2007/1/14
Writer: Howard Gordon
Director: Jon Cassar
- 6-01 :: Day 6: 6:00 AM - 7:00 AM :: ネタバレ
- 6-02 :: Day 6: 7:00 AM - 8:00 AM :: ネタバレ
- 6-03 :: Day 6: 8:00 AM - 9:00 AM :: ネタバレ
- 6-04 :: Day 6: 9:00 AM - 10:00 AM :: ネタバレ
- 6-05 :: Day 6: 10:00 AM - 11:00 AM :: ネタバレ
- 6-06 :: Day 6: 11:00 AM - 12:00 PM :: ネタバレ
[ 24のトップへ ]
- Title: 6-01 :: Day 6: 6:00 AM - 7:00 AM
- First Aired: 2007-01-14
Writer:
- ハワード・ゴードン | Howard Gordon [imdb] (Writer)
Director:
- ジョン・カサー | Jon Cassar [imdb] (Director)
Star:
- エリック・バルフォー | Eric Balfour [imdb] (Milo Pressman)
- D・B・ウッドサイド | DB Woodside [imdb] (Wayne Palmer)
- カルロ・ロタ | Carlo Rota [imdb] (Morris O'Brian)
- ピーター・マクニコル | Peter MacNicol [imdb] (Thomas Lennox)
- ジェイムズ・モリソン | James Morrison [imdb] (Bill Buchanan)
- ジェーン・アトキンソン | Jayne Atkinson [imdb] (Karen Hayes)
- キーファー・サザーランド | Kiefer Sutherland [imdb] (Jack Bauer)
- マリソル・ニコルズ | Marisol Nichols [imdb] (Nadia Yassir)
- メアリー・リン・ライスカブ | Mary Lynn Rajskub [imdb] (Chloe O'Brian)
Recurring Role:
- ロジャー・R・クロス | Roger R. Cross [imdb] (Curtis Manning)
- ツィ・マ | Tzi Ma [imdb] (Cheng Zhi)
- アドニ・マロピス | Adoni Maropis [imdb] (Abu Fayed)
- マーシー・ミシェル | Marci Michelle [imdb] (CTU Worker)
Guest Star:
- マイケル・アンガラノ | Michael Angarano [imdb] (Scott Wallace)
- ミーガン・ギャラガー | Megan Gallagher [imdb] (Jillian Wallace)
- カル・ペン | Kal Penn [imdb] (Ahmed Amar)
- ラファエル・スバージ | Raphael Sbarge [imdb] (Ray Wallace)
- エリック・ブラスコッター | Eric Bruskotter [imdb] (Stan)
- スティーヴン・シューブ | Steven Schub [imdb] (Henchman)
- ベニート・パジェ | Benito Paje [imdb] (Young East Asian Man)
- カリール・ジョセフ | Kahlil Joseph [imdb] (Middle Eastern Man)
- D・C・ダグラス | D.C. Douglas [imdb] (USOJ Blake Simon)
- ルーベン・プラ | Ruben Pla [imdb] (Yusef Amar)
tinkerさん、一挙4話分のエピガイ、お疲れさまです。私だったら、シーンの順序とかが混乱しそう。
心拍数に目を留めるとは流石です。私はそこまでよく見てませんでした(苦笑)。
このエピソードで気になった事:
*ジャックが飛行場に到着してヒゲ剃って、車に乗って「もう少しで目的地」という所まで10分ちょっとしか経っていない!?
*ファイエドがジャックの見張りを1人しか置いてないのはなぜ?その見張りにしても、1人で(死んだフリをしてる)ジャックの様子を確かめようとしないで、先に仲間を呼べば良いのに…。失態を責められるとでも思ったんでしょうか?
ジョウさん、こんちわ。
> 10分ちょっとしか経っていない!?
まったくですw。コーヒーも飲んでないんでしょうか。私、ちと重い交通事故でリハビリ期間含めて半年入院してたことがあるんですが、10キロ以上痩せて、体力がまともに戻るまで半年以上かかりましたよ!2年間中国人に拷問されてたジャックは10分でリカバーなんだもん。すごすぎです。
強制労働収容所で労働、拷問されてたから体は鈍ってなかったんぢゃないですか?
ジャックですからネ。さすがという他ないですw。
tinkerさん
いつも楽しく読ませていただいてます。
心拍数は気がつきませんでした。
今夜復習しちゃいます!
コーヒーも飲ませてもらえないなんて、ジャック。
それなのに死んじゃうことを選ぶなんてどこまでも
ジャック!!
お読みくださりありがとうございます。あの状態でまったくビビってないっていうのはほんとに信じられんですよ。鍛え方がちがうんですね。ほんと、どこまでもジャックです。
そして第4話ではジャックはアサドを守るため
仲間を撃ち、この件からは降りると
その間
テロ所有の核爆弾5つのうちの
1つが爆発してしまいます!
そして第4話ではジャックはアサドを守るため
仲間を撃ち、この件からは降りると
その間
テロ所有の核爆弾5つのうちの
1つが爆発してしまいます!
そして第4話ではジャックはアサドを守るため
仲間を撃ち、この件からは降りると
その間
テロ所有の核爆弾5つのうちの
1つが爆発してしまいます!